尿意が心配で、映画や長時間の移動ができない方に!

【生活の工夫や、尿意を抑える効果があるとされている食品を紹介します】

◎頻尿について
頻尿は1日の排尿回数が8回以上の場合です。ただし、これはあくまで目安であり、個人の体質や活動時間には個人差があるため、8回未満でも排尿回数が多いと感じる場合は頻尿といえます。特に、就寝中に尿意で何度も目が覚める場合は「夜間頻尿」と見なされます。普段の生活に支障を来たしている場合、泌尿器科専門医への受診をお勧めします。
◎生活の工夫で頻尿を改善
・水分摂取調整
トイレに行けなくなる4時間前に、水分の摂取を控える。
しかしながら、脱水症状にならない様に以下の配慮が必要です。
① 食事や飲み物から摂る1日に必要な水分摂取量は、体重1kgあたり30mlで、40kgで1200ml、50kgで1500ml、60kgで1800mlの飲用が必要です。
➁ 運動をしたときや暑くて汗をよくかく時期などは、発汗量に見合う水分の補給が必要です。
・下半身の冷えを除く
寒い季節には、下半身の冷えが尿意を促すことがありますので、衣服の工夫、カイロなどの使用をお勧めします。
◎お出かけの時は、尿意を促してしまう以下の飲食物を避けましょう
・アルコール
アルコールには利尿作用があるため、排尿を促進し、頻尿につながります。
・カフェインを含む飲料を制限する
カフェインを含む飲料:コーヒー、紅茶、日本茶、エナジー飲料、コーラ等
※カフェインの作用は、摂取後15分〜30分後に出始め、30分〜120分で血液中の濃度が最大になると報告されており、影響が薄れてくる「半減期」は平均して4時間(個人差や一回のカフェイン摂取量によって2〜8時間)であると報告があります。

よって、映画や長時間の移動が心配な日はカフェインの摂取を控える必要があります。
・辛い食べ物
辛い食べ物は、膀胱の粘膜を刺激して頻尿の症状を悪化させることがあります。
・カリウムを多く含む食品(海藻類、ほうれん草、アボカド、バナナなど)
カリウムには利尿作用があり、カリウムを排出するために排尿が促されます。
・発酵食品(チーズ、ヨーグルトなど)
これらに含まれるチラミンという成分が頻尿の原因となることがあります。
◎尿意を抑える効果があるとされている食品を紹介します
・餅や大福、ボンタンアメ

主成分であるもち米の炭水化物は体内でグリコーゲンとして蓄えられます。これが水分と結びつくことで体内の水分を保持し、尿意が抑えられ、トイレに行く回数が減るとされています。 ボンタンアメにも、もち米が含まれており、同様に水分を保持する効果があると思われます。
※糖分の摂り過ぎに注意してお試しください。

もち米の効果を検証するため実際に食し、以下の感想をいただきました。
★出かける際、いつもは途中で尿意を催すことがあるが、先日ボンタンアメを食して出かけたところ目的地までトイレに行くことがなかった。
★映画館で映画が始まる直前にボンタンアメを食べ、約2時間後の映画終了時にトイレへ行きたくなった。
★午前中にボンタンアメ、昼食にお餅をとったところ、午後からの子供の習い事送迎の約2時間で普段なら一度トイレに行きますが、この日はトイレに行かずにすみました。
・豚肉
豚肉にはアミノ酸が豊富に含まれており、膀胱の機能を高める効果があります。また、体を温める作用もあるため、冷え性による頻尿にも効果的です。
・根菜類や生姜
根菜類(大根、にんじんなど)や生姜は体を温める効果があり、冷え性による尿意を抑えます。
※これらの食べ物を摂ることで、尿意を抑える効果が期待できますが、個人差があるため、自分に合った方法を見つけることが大切です。
またこのような状態が、長期で続くようであれば、紹介した食事療法などに頼ることなく、泌尿器科専門医への受診をお勧めします。
ケミストムトウ薬局 八事店(2026年1月)








