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ケミストブログ

梅雨の季節になりましたね

みなさん、こんにちは。

6月に入り、いよいよ梅雨の季節がやってきましたね。

この時期は、ジメジメとした湿気のせいで気分が落ち込みやすくなったり、雨で気温が低い日が続くかと思うと、急に気温が上がったりする日もあるため、暑さにまだ体が慣れておらず、夏バテのように体がダルかったり。室内にいても、温度調節が難しく、エアコンの風で体が冷えてしまったり・・と、思っている以上に、外的要因のストレスが大きいのがこの季節です。

そのためか、梅雨の時期は、頭痛を感じる方が増えるそうです。

 

 

頭痛は、大きく分けて3つの種類に分かれます。

緊張型頭痛片頭痛群発頭痛のこれら3つが、いわゆる「頭痛持ち」の頭痛で、専門的には機能性頭痛と呼ばれています。

 

緊張型頭痛は、肩や首筋のこりと伴に、頭が締め付けられるような痛みが特徴です。

毎日のように起こる頭痛ですが、それほど強い痛みではなく、仕事や日常生活が出来なくなるようなことはまずありません。精神的、肉体的、どちらのストレスも引き金となり、「頭に輪をはめてしめつけられるような」と表現されることの多い頭痛です。

 

片頭痛は、頭の片側や両側がズキズキガンガン。吐き気を伴うような痛みが、一定の期間をおいて繰り返す頭痛です。

月に1~2回。多い時には週に2~3回、発作的に強い頭痛が起こります。脈打つ様な痛みで、体を動かすと痛みがひどくなり、悪心、嘔吐を伴ったり、音や光に敏感になるという前兆が現れる事もあります。20~40代の女性に多く見られるのが特徴です。

 

群発頭痛は、激しい痛みが片側の目の奥に起こります。「目の奥をえぐられるような」「柱に頭をぶつけたくなるような」と形容されるような激しい痛みが、片側の目の奥におこるのが特徴です。涙が出て、目が充血し、鼻水がでるなどの症状を伴います。

多くの場合、年に1~2回、期間は1~2か月、毎日のように激しい頭痛が繰り返し起こります。

 

緊張型頭痛と片頭痛とでは、温めるか、冷やすかの対処も違ってくるし、飲むお薬も違ってきます。

自分がどのタイプの頭痛なのかを、自分でチェック出来るものもあり、私もやってみましたが、どれにも当てはまるような感じがして、判断が難しかったので、先日、思い切って、頭痛外来に行って来ました。

私が行った病院の先生いわく、最近は、3つのタイプの他にも、緊張型頭痛と片頭痛のミックスされた型ものや、薬を自己判断で飲みすぎたのが原因と思われる、言葉は悪いですが、薬物乱用型のような頭痛の方も増えているとのことでした。痛くなるのが怖いから、という恐怖観念から、痛みがなくても飲んでしまっているので、お薬を必要以上に飲みすぎている事があるそうです。

症状をしっかり先生にお伝えし、適切なお薬を処方して頂いたら、あんなに痛かったのがうそのように良くなりました。

やはり、自己判断だけではいけませんね。

また、通常の頭痛薬は、市販のものでもいろいろと種類が出ていますが、片頭痛のお薬は、市販では、まだ販売されていないので、ご自分が片頭痛かもと思われる方は、早めに病院を受診しましょう。

片頭痛のお薬は、飲むタイミングが重要だったりするので、きちんと薬剤師からの説明を受ける事が大切です。また、片頭痛のお薬は、通常の頭痛薬より少しお薬の値段が高いですが、最近は、ジェネリックのお薬も増えてきて、以前よりは、お求めやすくなっているので、片頭痛で悩まれてる方は、一度先生にご相談されてもよいかと思います。

もちろん、いつもと違う、激しい痛みや、吐き気、手足の麻痺などの症状がある時は、重い病気の前兆の可能性があるので、すぐに病院に行きましょう。

 

たかが頭痛、されど頭痛です。自分の頭痛の種類を知り、普段の食事・睡眠・運動等を基本に、上手にお薬も活用しながら、快適にこの季節を乗り切りましょう!

 

以上、今回は、八熊店wがお届けしました。

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