スマホ焼け
みなさん、こんにちは。
夏の強い日差しも、だいぶ落ち着いてきましたね。
が、先日、化粧品の売り場をふと通りがかったら、「ブルーライトカット化粧水」なるものに思わず目を奪われてしまった昭和橋店Wです。
10月に入り、さすがに日傘をさしている方は少なくなりましたが、紫外線を浴びると肌が日焼けてしまうように、ブルーライトを浴びることで肌が色素沈着を起こす「スマホ焼け」も、気になるところですよね。
眼によくない影響があるといわれるブルーライト。
スマホやパソコンを良く使う人たちの間で、ブルーライトカットの仕様のメガネの需要も高まってきましたが、メガネでは覆い切れない部分にも、ブルーライトの影響があることが分かってきました。
日焼けは紫外線が原因ですが、スマホ焼けはスマホから発せられるブルーライトが原因で起こります。
しかも、スマホなどは、手元で操作するため、かなりの至近距離でディスプレイと向き合うので、ブルーライトの浴び方もきつくなります。
そもそも、ブルーライトとは、波長が380~500nm(ナノメートル)の青色光の事。ヒトの目で見ることのできる光=可視光線の中でも、最も波長が短く、強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体で吸収されずに網膜にまで到達するのです。
特に、ブルーライトを多く含むのはLEDです。
LEDは、照明器具だけでなく、パソコンモニタやスマートフォン、携帯ゲーム機などにも使用されています。
このように、ブルーライトの発生源は身近な所にたくさんあり、普段から私たちは、多くのブルーライトをあびているのです。
ブルーライトは、角膜や水晶体で吸収されることなくダイレクトに網膜に届くため、目に対する影響が心配されていたのですが、目だけではなく、肌にも悪影響があることがわかり始めてきました。
紫外線にとても近いブルーライト。紫外線の中でもUVBではなく、UVAに極めて近い領域にあり、肌への浸透性が高く、ほとんど自覚症状がないまま、じわじわと内部にダメージ
が蓄積されていきます。
その結果、乾燥・微小炎症・酸化・色素沈着(黄ぐすみ)などが
起き、肌がどんどん老化していくことにも・・。
しかも、紫外線よりもスマホ焼けの方が怖いのは、
・スマホ焼けしても自覚症状がほとんどない。
・至近距離でブルーライトを浴びすぎる。
・就寝前など、メイクオフタイムにブルーライトをあびてしまう・・・などです。
一般的なUVカット用の日焼けどめでは、ブルーライトには効果がありませんので、ブルーライトをカットするメガネ、フィルム、アプリ等で対処し、そして、化粧品も、ブルーライト&光カット機能のものを使うなど、ご自身に合ったグッズを使って、ブルーライトを浴びすぎないように(特に夜寝る前にスマホを長時間見ないようにするなど)をして、これからくる乾燥の季節に向け、美肌を保っていきましょう。
以上、昭和橋店Wでした。