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お薬手帳について考えよう

猛烈な暑さも和らぎ、そろそろ秋を意識する時期になってきましたね。

おはようございます、八熊店のKです。

今日はお薬手帳の活用法について考えていきましょう!

 

持病があり、よく病院にかかる方やアレルギーをお持ちの方は、特に意識して携帯されていると思います。

ただ、健康診断で数値が最近引っかかってしまい、薬を飲み始めた、なんて健康だった方は、お薬手帳の存在すら知らないかもしれません。

 

 

「重い。邪魔。いちいち持ち歩くのが嫌だ」

「薬の種類もそんなにないし、覚えているから大丈夫」

「そもそも健康だから滅多に病院に行かない」

「手帳の持参で会計が安くなるって言っても、たかが30円でしょ?」

 

 

しばしば、こんな意見や耳にします。

「わかる、面倒だよね」

とつい頷いてしまった方、いるんじゃないでしょうか。

 

お薬手帳は出された薬のシールを貼るだけの手帳ではありません!

患者さんがどんなお薬をどれくらいの期間で服用しているか、を患者さん本人のみならず、医師や薬剤師がきちんと把握、共有できる便利なツールです。

 

いざという時に、あなたの命を守る、大切なものなのです。

 

 

まず、「重い。邪魔。いちいち持ち歩くのが嫌だ」だという方。

そんなときはいっそのこと、お薬手帳をスマートフォンのアプリで管理してしまいましょう!

ケミストでは電子お薬手帳のhoppe<ホッペ>を導入しています。

ホッペは、忘れがちなお薬手帳をスマホの中に入れられて、しかも家族分の管理もできるんです!

ガラケー対応の他、無料で今すぐ使えますので、一度試してみてください。

 

 

そして「薬の種類もそんなにないし、覚えているから大丈夫」、「そもそも健康だから滅多に病院に行かない」という方。

お薬手帳をお持ちでない方でよくあるのが、

 

「飲んでいる薬は、なんか赤いやつ」

「白い薬と漢方を朝と夜に飲んでいる」

「そういえば食べ物のアレルギーがあるけど、ちゃんと意識しているから平気」

 

というもの。

 

たとえば、高血圧・糖尿病などのヒントを患者さんからもらったとしても、患者さんが飲んでいる薬を特定するのは困難です。

血圧を下げる白い薬と一口で言っても、お薬の規格違いやジェネリックを合わせた場合、とんでもない種類になるからです。

 

お薬の中には、飲み合わせの良くないものが少なからずあります。

気を付けていても、アレルギーのある食べ物を口にしてしまうこともあるかもしれません。

 

そんな時でも、服用している薬がすぐにわかれば、正確な治療にも繋がります。

病気で倒れた時や事故に遭って意識がない時でも、お薬手帳があれば迅速な対処が可能になります。

自分の体のことをわかってもらうためにも、もしものためにも、お薬手帳を持ちたいですね。

 

 

最後は「手帳の持参で会計が安くなるって言っても、たかが30円でしょ?」についてです。

 

みなさんは病院や薬局を訪れる際、必ず保険証を持参しますよね。

そうすることで、個々で負担割合は異なりますが、だいたい3割を負担するだけで済んでいます。

 

ところであなたは、自分が負担していない残りの7割分を払っているのが、誰だかわかりますか?

 

高齢化に伴い、日本では増え続ける医療費が問題になっています。

毎月のお給料から差し引かれる保険料を原資にするだけでは、会社や組合がやっていけなくなっているのです。

足りない分は会社が保険料を値上げしたり、国が補填をしていますが、結局のところ支払っているのはわたしたち国民です。

 

国民皆保険制度は患者の負担金を減らしてくれる、とてもありがたい制度です。

しかしながら、その制度のお金は無限に存在するものではありません。

お薬手帳を持参する、ジェネリックを希望するなど、医療費を削減するために、できることから始めていきましょう。

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