植物の力
みなさん、こんにちは。
八熊店Wです。
冬が近づくにつれ、太陽が出ている時間がずいぶん短くなってきた感じがしますね。
夏は、日焼け止めをしっかり塗って、日傘もさして帽子もかぶって・・と、紫外線をなるべく避けるようにしていたのに、今の季節、太陽が出ていると、「あったかい・・・」と、むしろ日光を浴びたくなってしまうくらいです。
太陽の光を浴びるという事は、人間にとって、とても大切です。
日光を浴びるメリットはいくつかあり、その中のひとつに、日光を浴びることによって、体内でビタミンDが作られるということがあります。
ビタミンDは、カルシウムやリンなど、骨の材料となる栄養素の吸収を助ける働きをします。
そのため、ビタミンDが不足すると、健康な骨を作る事が出来なくなってしまいます。
高齢者の方の場合、ビタミンD不足状態が長期間続くと、骨密度が低下し、骨粗鬆症になってしまうこともあるので注意が必要です。
太陽の光は、人間のみならず、日光を浴びる事で光合成をし、自ら栄養を作る植物にとっても、もちろん大切です。
先日、骨折して入院することになったから、部屋の植物達に水をあげて欲しいと、伯父から電話がありました。
急に入院することになって、伯父が真っ先に気になったのは、育てている植物達のこと。
聞けば、何と、それらの植物達を、もう40年以上も育てているのだとか。
「40年も頑張ってくれているのに、枯らしたら可哀想じゃないか」
と、叔父は至極当たり前のように言ったのですが、
でも、、、、40年って!!
40年以上も頑張ってくれている植物達ですから、「お洒落な観葉植物」という雰囲気とはまた違いますが、部屋の一番日当たりの良い場所に置かれていて、しっかりとした存在感をはなっていました。
そして、その植物達からは、叔父が、ずっと大事に大事に育てているのだなあという事が、すごく伝わってきました。
40年以上も元気に育っているのも頷けました。
「見ていてくれる。気にかけてくれる。そして、想いを注いでくれる。」
そのことが、どれだけありがたくて、温かいものであるかを、伯父の部屋の長老植物達に、改めて思い出させてもらいました。
今年も残すところ、後一か月と少し。
寒くなってくると、家から出るのも、ついついおっくうになってしまいますが、お天気が良い日には、数分間だけでも太陽の光を浴びる様にして、健康な骨を作っていきましょう。
以上、今回は八熊店Wがお届けしました。