夏の土用は、体をいたわる18日間

「土用」といえば、夏の「土用の丑の日」。スーパーに並ぶたくさんのうなぎを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
今年(2026年)の夏の土用は、7月20日から8月6日までの18日間です。その中でも、土用の丑の日は7月26日にあたります。

実は土用は夏だけではなく、春・夏・秋・冬、それぞれの季節の変わり目にあります。その中でも夏の土用がよく知られているのは、一年で最も暑さが厳しく、体調を崩しやすい時期だからかもしれません。
東洋医学では、土用は五行の「土」と関係のある「脾(ひ)・胃(い)」、つまり胃腸の働きに気を配りたい時期とされています。夏は特に、暑さで食欲が落ちたり、冷たい飲み物やアイスクリームなどを口にする機会が増えたりしがちです。また、エアコンの効いた部屋で長時間過ごすことで、知らないうちに体が冷え、胃腸の働きが弱ってしまうこともあります。冷えを感じやすい方にとっては、夏は意外にも体に負担がかかる季節です。

土用の丑の日だけでなく、土用の期間全体を「体をいたわる時期」と考え、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけることをおすすめします。
たとえば、この時季は冬瓜がおいしいですね。冬瓜は体の余分な熱を冷ましてくれる夏野菜ですが、冷えが気になる方は体を温める生姜と一緒に調理したり、薬味として添えたりすると、体を冷やしすぎずにいただけます。また、枝豆やオクラもおすすめです。

ところで、新型コロナウイルス感染症は、夏にも流行の波がみられる傾向があります。2026年も、すでに九州地方を中心に患者数が増えています。
夏休みやお盆などで人の移動が多くなる時期でもありますので、体調がすぐれないときは無理をせず、十分な休養をとりながら、この夏を元気にお過ごしください。

参考:新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数の推移(全国)
ケミストムトウ薬局 大幸店(2026年7月)








